「変な人の書いた買ったら損する本」を通じて、商人の心構え・心意気の一端を垣間見たトム。
それまでは、とにかく優しいイメージのひとりさんでしたが、この本では、べらんめえ口調の文章から、力強さと経営者としての迫力が伝わってくるのでした。
商人としての社員や仕事への向かい方やお客様との接し方。
ちょっとしたポイントではあるのですが、サラリーマンのトムにとっても、その後の社会人生活を送る上で、とても有効な教えなのでした。
「お金をもらう仕事は、どこでも辛いのは当たり前。その中で、喜び・楽しさを見つけ出すの。」
「楽しい」とは、なかなかうまくいかないこと。だから知恵を使う、頭を使う。
厳しさもあった社会人生活でしたが、こうした教えに救われた面があったトムなのでした。
「商人は、知っていることも知らないふりをするの。」「お客さんていうのは、自分が一番偉くいたいんだよ。」
これは、上司や先輩などとの接し方において、サラリーマン・トムにもとても有効な教えでした。
ひとりさん曰く、「人のプライドを傷つけない愛情」なんですね🤗