そして、2018年の4月から、当時の代表が「体力、気力が限界」とのことで会社運営から離れることになり、実質的に食品メーカーの舵取りを任されることになったのでした。
そこからは、これまで学んできたことの実践あるのみでしたし、新たに学び直す・学ぶことも実践して行きました。
学んできたことの実践・・・その第一歩は、会社の現状を全員に知ってもらうことでした。
その「現状」は、・・・いきなり「窮状」😱なのでした。
パートの女性や技能実習生も居て、10代から70歳代の方々まで、老若男女総勢20名前後のスモールカンパニーでしたが、全員が集まることが出来る時間帯を使い、数年間の決算をグラフ化し、とにかく分かりやすく説明することで、感覚的にでも自分たちの会社が、乗っている船が「厳しい」状態にあることを赤裸々に説明したのでした。
前職では節目節目で、役員の方々から全社員への決算説明が行われており、自分たちの現状を知ることはとても重要なことで、当たり前のことだと思っていましたが、これまでこうした説明はなされていなかったとのこと・・・。
いわゆる赤字の状態が、複数年続いてたことまで説明しました😅ので、会社としての健康具合が良くないことはご理解いただけたようでした。
皆さん、目の前の職務には、精一杯、真面目に取り組んで居る方々でしたので、組織の進み方が変わることさえ分かってもらえれば何とかなるだろう、と信じつつ(無理やり思い込み)踏み切ったのが、トムの新たな船出だったのでした・・・。