関西の葛餅、関東の久寿餅

つぶあん派で、きなこと黒蜜も大好きな ふくてん です。
関東出身の ふくてん母 の影響で、幼少期からくず餅と言えば船橋屋さんと刷り込まれていました。
関西暮らしになり少しして、くず餅には関西風と関東風の2種類があると知りました。

「いくら何でもものを知らなさすぎやろ!😮」と当然ツッコまれることと思います。
当の本人はというと己の無知さに頭を抱えかけましたが、「お陰様で自分の和菓子の世界が広がってくれたぞー🥳」という思いの方が今は強いです。

関東風の久寿餅は、(グルテンを取り除いた)小麦澱粉をじっくり450日も乳酸菌発酵させたものを蒸して作るということも最近知りました。
一方、関西の葛餅は葛粉を練り上げて作るものとの原材料や作り方の違いも知り、これなら作りたてを食べることも可能かもとAmazonで本葛粉を取り寄せてみました。

練り上げる前に砂糖も溶かしてそれだけで少し甘い葛餅を作り、甘いきなこをかけて食べるという方法で最初に作りましたが、更にググると加糖なし葛粉を水で溶いて練り上げて、甘いきなこと黒蜜で食べるという動画もでてきたので、2回目はその作り方に倣って作りました。この作り方食べ方でも物足りないことなく美味しかったです。ちなみに粗熱をとったくらいで冷やさずにできたてを食べました。

動画の葛屋さん(中井春風堂ご主人)によると、冷たくして食べたい場合冷やしすぎると食感が悪くなるので、氷水で一氣に冷やしてすぐに食べることを推奨されていました。2〜3人分なら割とすぐに練り上がりますので、この夏葛餅づくりに挑戦してみるのも楽しいと思いますよ。