「人を見て法を説け」は、お釈迦様が実際に実践されたことで伝わっている故事ですが、ひとりさんも同じように実践されていますね。相手の人柄や能力や状況に応じて、その人の心を明るく&軽く。
それも、「〇〇しなさい」「〇〇せよ」「〇〇しないと」などと強制することもなく…。
なかなか一歩を踏み出せない状況の人には、「そのままでいいんだよ」🤗
このアドバイスの根底にあるのは、「人は進歩する生き物だよ」という信念なんですね。
このところ、ひきこもりや不登校といった事象が社会的に注目されるほど増えていますが、こうした心の問題を抱える人にも「そのままでいいんだよ」と。
「家から出る」「学校へ行く」「会社へ行く」という行動は、“フツーのこと”“当たり前”と思われがちですが、一歩を踏み出せない人からすると、とても高い要求なんですね。
一階から二階に上がるのも、跳び上がるのは大変ですが、なだらかな階段を作ればすぐに上がれる。人の心も解かすには、“春のあたたかさ”のように、ゆっくりゆっくりと時間をかけてなだらかに。
雪山や氷山が、急に解けると雪崩や洪水に😱嫌がる人を無理やり引っ張って歩かせたりすると、身体にも心にも傷が残ってしまう…。強制されることは、誰しも苦手ですよね😅
で、なだらかでも「なだらかだから、行こうよ」と押すのではなく、「そのままでいいんだよ」と。
そうやって言われたとき、人はそのままではいられなくなって、自分から歩き出す。
「人は進歩する生き物」だからなんですね🤔
さ、今日も自分にも人にも“春のあたたかさ”で行きましょう♪