ひさびさに「やはり・・・3」

冷凍惣菜を製造していた食品メーカーで、立て直しに奮闘していたトム。
昨年12月30日のブログで、当時のやりとりをご披露していましたが、久々にその続きを。

2018年当時、卸会社Aさん経由で、主要取引先であるスーパーBさんで売上高の3割もの数量をご利用いただいていました。しかし10年近く値段はそのままで、さらに販売後に値引きをされていたのでした。

窮状に在った経営の改善に向けて、値上げ交渉に臨むに当たり、実は少し追い風が。

交渉前の6月に、別の卸会社Cさんを通じて、規模の大きなスーパーDさんからまとまったご注文が入ったんです。こちらでのお取引を継続出来れば、万一、スーパーBさんとの取引きが解消されたとしても、まだ存続は出来る可能性が残るではないですか。

とはいえ、企業の存続を実現させるために、値上げしようと算定した価格は、現行の20〜30%増という水準。新たにご注文が入ったC・D社さんとの価格も、値上げ前の過去の見積もりを基に、C社さんが話を進めていて決着したため、かなり安い価格だったんです😅

しかし、いきなり売上全体の三割を占めるA・B社との取引きだけが無くなってしまうよりは、少し安心できる追い風が吹いてくれたのでした。

やっぱり、どこまでもツイてます😀