ひとりさんの教えは、初期の頃の本を読んでから20年以上経っています。そのお話は、当時でも、今の時代でも通用する真理だったんだと、時の経過とともに強く思うトムです。ますます、ようやく、時代が追いついてきた面もあるなぁと。
2000年に発刊された「変な人の書いたツイてる話」では、「正しいことよりも楽しいことを選ぶ」と、ひとりさん。
お互いが「こっちが正しい」と言い出すと、ケンカや争いになってしまう。
「こっちも楽しいヨ」「そっちも楽しそうだネ」、だと「お互い楽しくて良かったネ」と楽園が出来上がる。
甲子園もオリンピックも、以前の軍隊式・スパルタ式の厳しい指導法から、楽しむ指導法へますますシフトが加速していますね。
松坂大輔さんを擁した横浜高校の渡辺監督。1998年夏の準決勝では6点差をひっくり返す大逆転劇がありました。
8回表の段階で0−6の6点差。残り2イニングの攻撃を残すだけになった時に、「逆転して勝てるかもしれないから頑張ろう!」と発破をかけたのではなく・・・
「楽しんでこい」「とにかく楽しめ!」という言葉を選手たちに贈り、8回裏に4点、9回裏に3点を返し、劇的なサヨナラ勝ちに。
「楽しむ」「リラックス」。人の能力や可能性を最大限に引き出す大切なポイントですね。
さぁ、楽しんで行きましょー♪