しかし、A社担当者くん・・・
取り扱いが終了になることの報告も無いんですね。
メーカーにしてみれば三割もの売上げが無くなる一大事・・・。
というか、そういうフォローが出来ないような教育環境・風土の卸会社A社なんだなぁと感じました。
会社同士、お互いに尊重した取引関係は無く、地方の食品メーカーは数あるメーカーの中の一つに過ぎず単なる下請け。「相手の立場に立てるイメージ力も持てない力量の卸会社か」と、怒りを通り越して呆れてしまいました。
「そうですか、どうもお世話になりました」と、粛々と電話を切ったトム。
売上総額の三割が無くなる影響もふと頭をよぎる中、自分が若い頃にも、気付かずにこんな応対をしてしまっていたかなぁ〜と自省も少し・・・。
でも、もう、こんなA社には頼らずに、新たに取引きが始まっている卸会社C・スーパーD社とのつながりを大切に、適正な価格を提示し続けて存続を図ろう!と決意を新たにしたお盆明けなのでした。
もし、自分がA社の立場になることがあれば、会社の規模の大小は関係無く、お互いに信頼を築けるビジネスパーソンで居よう、と我が身に置き換えて考え直すトムでもありました。