そして、2018年の7月に、A社担当者と共にB社バイヤーさんとの直談判に。
B社の本部を訪問するのは初めてのトム。
経理担当者として、ふくてんさんと二人で赴いたのでした。
商談場所に入りますと、先にそのバイヤーさんと卸会社数社の担当者による、秋の惣菜商品の試食と価格調整の打ち合わせが、まるで市場のセリようにテキパキと行われていました。
20人近くで、テーブルに並べられた商材を立ったまま取り囲みながら、バイヤーと担当者の打ち合わせが目の前で繰り広げられていたのでした。
商品事に、惣菜パックの見栄えや大きさ、そして価格などについて、
「もうちょっとこうならんかな〜」「これは、◯◯して!」と、これから価格交渉するバイヤーさんの指摘や要望が次々に繰り出され、その様子を観るだけで、そのバイヤーさんの持つ権限の大きさや卸会社との力関係、判断力や威圧感などなど、ヒシヒシと感じさせられるのでした。
実際に待たされた時間は短かったかも知れませんが、1〜2時間ほどに感じてしまうほど、長い長い待ち時間でした。
7月でしたが、もう秋の惣菜に関する賑やかな打ち合わせがひと段落し、そのバイヤーさんが各社担当者への檄を飛ばして締めくくられた後、いよいよ当社との新価格についての商談の幕が切って落とされることに。
果たしてどうなることやら・・・。